シンガポールと台湾の投資家、2件の太陽光発電プロジェクトの権益取得を検討

台湾のShinfox Energy Co., Ltd.とシンガポールのCamellia Energy Pte., Ltd.の2社が、中部クアンチ省の2件の太陽光発電プロジェクトに資本参加する意向を表明している件で、1月3日、クアンチ省計画投資局は、クアンチ省人民委員会に文書を提出し、出資と株式購入の可能性について意見を求めたと発表した。

両社は、ゾータイン1太陽光発電所の投資家であるGio Thanh Energy JSCの株式の35%に相当する1225億ドン（520万ドル）を出資する意向。この取引が承認されれば、Gio Thanh Energyの株式の70%を外国資本が占めることになる。

2020年12月に完成したゾータイン1太陽光発電所はゾーリン地区に位置し、面積65ヘクタール、総資本金1兆1200億ドン(4730万ドル)、発電容量50MWpのプロジェクト。

また、フオンホア地区の6件の風力発電プロジェクトも、50～100%の所有権を外国のパートナーに売却する承認を求めている。そのうち、Amaccaoクアンチ1風力発電所プロジェクトの投資家であるKhe Sanh Wind Power JSCは、50%の株式譲渡を提案した。参加予定企業には、香港のCNNC Overseas International Investment Ltd.と、北京に本社を置くZhongyuan Foreign Engineering Co. Ltd.が含まれる。

一方、セムコープ・グループ傘下のSembcorp Solar Vietnamは、フオンフン2・3発電所の所有者であるHuong Phung Wind Power Co.の株式購入（7100億ドン（3000万ドル））と、ゲレックス1・2・3発電所を所有するGelex Quang Tri Energy Co.の買収（1兆2700億ドン（5360万ドル））を検討中だ。

By: Thanh Van

ソース: VIR